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【準備から取り付けまで】水道管への保温材と凍結防止帯の取り付け方

水道管がむき出しだったり、保温材だけでは対処できないほどの寒冷地で水道管の凍結に悩んでいる場合、保温材や凍結防止帯の取り付けといった凍結防止策を見直す必要があります。

「けど、取り付けなんてやったことないし」と悩んでしまいますよね。この記事では、保温材と凍結防止帯の取り付け方法を紹介しています。

前準備、必要な工具、取り付けの際の注意点、余った保温材の使い方を解説しているので、初心者の方でも安心して取り付けができる内容になっています。

厳しい冬の寒さに備えて、水道管の凍結防止策をしたいという方は、ぜひ実践してみてください。

出典:https://www.photo-ac.com/

保温材と凍結防止帯を取り付ける前に

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取り付けに必要な材料を揃える前に、保温材はどれくらい必要なのか、水道管のサイズをスケール(巻き尺)を使って確認しましょう。確認する項目は、

  • 保温材の必要な長さ
  • エルボ(直角に曲がっている部分)の箇所
  • 水道管のサイズ(外径)
  • 凍結防止帯の必要な長さ

になります。古い保温材が付いている場合には、すでに取り付いてある保温材の長さを確認すれば計測が楽になります。

ポイントとして、保温材の長さはギリギリではなく余裕をもって準備しておきましょう。取り付けてみたら短かった、間違ってカットしてしまったために足りなくなった、という事態に備えるためです。

もし保温材が余ったとしても、他の場所に使用できるので無駄になりません。余った保温材の使い方は後の項目で解説しますね。

凍結防止帯に関しては、取り付ける水道管の全長を測ったうえで、ちょうどいい長さのものを選びましょう。

凍結防止帯の説明欄に目安となる長さが記載されているので、参考にしてください。

保温材と凍結防止帯の取り付けに必要なもの

ここでは、保温材や凍結防止帯を取り付ける際に必要となる工具と材料を紹介します。最低限必要となるものは、

  • カッター
  • ビニールテープ
  • スケール(巻き尺)

です。地面から立ち上がっている水道管に保温材を取り付ける場合には、地面を20cmほど掘る必要があるため、シャベルを用意しておきましょう。

凍結防止帯の取り付けに必要なもの

凍結防止帯の本体を用意するだけです。注意点として、給湯器の配管に取り付ける場合、給水管と給湯管を一本の凍結防止帯で取り付けることができないので、給水管用と給湯管用それぞれ別に用意しましょう。

凍結防止帯に「保温テープ」が付属していれば必要ありませんが、付属していなければ「保温テープ」も用意しておきます。

凍結防止帯が稼働し始めると、電気代が一気に跳ね上がり驚いてしまうものです。以下に紹介するものは、温度だけでなく、風や太陽光を感知することで、無駄な稼働を抑えてくれます。

気になる電気代を抑えてくれるので、併せて設置してみてはいかがでしょうか。凍結防止帯の本数によって「1本用」「2本用」「3本用」と選べるので、取り付け数に合わせて選びましょう。取り付けはコンセントに挿すだけなので簡単です。

保温材の取り付けに必要なもの

必要な長さの保温材と、エルボ用の保温材を用意しましょう。サイズに関しては、以下の規格を参考にしてください。

鋼管 塩ビ管 外径(mm)
15A VP16 21.7
20A VP20 27.2
25A VP25 34.0

ちなみに、直感用とエルボ用の保温材はこのようなものです。他にも、チーズ(T字型)やバルブ用の保温材もあるので、必要であれば用意しましょう。以下に紹介しているショップでも購入することができます。

仕上げに「キャンバステープ」と呼ばれるものを巻くので、こちらも用意しておくのを忘れないようにしましょう。

水道管に古い保温材や凍結防止帯があれば取り除く

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新しいものに取り換える際、古い保温材や凍結防止帯が水道管に付いているはずです。始めに古いものを取り除くのですが、作業に慣れていない場合、現在の状況を覚えておきましょう。

スマホのカメラで写しておくと、いつでも確認できるのでオススメです。なぜ覚えておく必要があるのかといえば、取り付けの見本になるからですね。

取り外し方ですが、保温材は筒の真ん中から「パカッ」と開けられる作りになっているので、その場所にカッターで一直線に切れ込みを入れるだけで簡単に外すことができます。

凍結防止帯が付いている場合には、保温材を取り外すと水道管にテープが巻かれているので、そのテープを取り外します。

テープを取り外すと凍結防止帯が見えるので、どのくらいの間隔で巻き付いているのか確認した後に取り外しましょう。

水道管に凍結防止帯を取り付ける

地面から立ち上がっている水道管に取り付けたい場合には、水道管の周囲の地面を20cmほど掘ります。凍結する可能性のある深さが10cmとされているため、最低でも10cmの深さから凍結防止帯を巻き始めることになります。

取り付けの注意点として、凍結防止帯の向き(印字がされている側が見えるように)、プラグが付いていない方から取り付けていくこと、水道管の下から上に向かって取り付けていくこと、この3点に注意してください。

凍結防止帯の先端を、水道管にテープで固定してから巻き始めます。7~10cmほどの間隔を開けながら巻いていきましょう。

途中、「ボコッ」としたものがありますが、これは「サーモスタット」と呼ばれる温度を感知するためのものなので、水道管に添わせるように取り付けていきます。サーモスタット部はビニールテープで固定しておきましょう。

強く締め付けるように巻くと、ヒーター部やサーモスタットの故障の原因となるので、水道管に軽く当たる程度でOKです。

凍結防止帯のヒーター部が巻き終わったら、巻き終わりの部分をビニールテープで固定します。

最後に、保温テープを下から巻きつけていきます。テープ幅の半分が重なるように巻き付けて、巻き始めと真ん中、巻き終わりをビニールテープで巻いて完成です!

保温テープは、モコモコしている方を水道管に当てます。ツルツルしている面が表側になります。

水道管に保温材を取り付ける

保温材は、エルボ用のものから取り付けていきます。真ん中から「パカッ」と開くので、エルボの部分に被せるだけでOKです。結合部にはテープが付いているので、保護紙を取り除いてから取り付けましょう。

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エルボ用の保温材を取り付けたら、直観用の保温材を取り付けます。前もって測っておいた長さにカッターで切り、必要な場所に取り付けます。

エルボ用の保温材と同じで真ん中から「パカッ」と開くので、結合部に付いているテープの保護紙を取り除いた後に水道管に被せましょう。

凍結防止帯が付いている場合、サーモスタットが干渉してうまく閉じない時には、保温材のサーモスタットが当たる部分をくりぬいて下さい。

保温材を取り付けたら、エルボ用と直管用の合わせ目の部分にビニールテープを巻いて固定させます。

最後にキャンバステープを巻いていくのですが、テープ幅の半分が重なるように、隙間が生まれないようにしっかりと巻き付けていきます。

キャンバステープを巻く際には、下から上に向かって巻き始めるようにしましょう。これは、雨や雪の侵入を防ぐための巻き方です。

キャンバステープを巻き終えたら、巻き始めと巻き終わりをビニールテープで固定して完成です!

余った保温材は水道メーターボックスに

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余ってしまった保温材は、水道メーターや散水栓のボックス内に詰め込んであげましょう。

水道メーターや散水栓は、外に設置されているので外気の影響を受けやすく、凍結してしまう可能性があります。

特に、水道メーターは住宅の水道管すべてに繋がっているのため、凍結してしまうと家の中の水道が使用できなくなってしまいます。

細かい保温材などはビニール袋に入れて、ボックス内の隙間を埋めるように詰め込めば、凍結の可能性を減らすことができるので、ぜひ試してみてください。

まとめ

保温材と凍結防止帯の取り付けを行う際のポイントとして、以下のこと行うことで作業が楽になります。

  • 古い保温材や凍結防止帯を取り外す前に写真を撮っておく
  • 材料を用意する前に必要となる長さを測っておく(配管のサイズは要確認)

取り付けの際には、凍結防止帯の向き・巻く間隔・サーモスタットは水道管に当てる・巻き付ける時は下から上に向かって、といったことに注意しましょう。

余った保温材は、水道メーターや散水栓のボックス内に詰め込むことで、ボックス内の凍結を防ぐことができます。

保温材や凍結防止帯を正しい方法で取り付け、厳しい冬の寒さによる水道管の凍結に備えましょう!

【保温材と凍結防止帯が効果的】水道管の凍結を防ぐためのひと手間この記事では、毎日手間をかけたくないという方にとっては特にオススメの水道管の凍結を防ぐ方法を紹介しています。 他にも、見落としてしまいがちな場所の凍結防止策や、凍結してしまった場合の対処法を紹介しているので、いざという時に役立つ内容になっています。...
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