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【粉ミルクからおむつまで】赤ちゃんに必要なおすすめの防災グッズ

過去の災害を振り返ってみると、被災地では物流が停滞することで、粉ミルクやおむつが手に入らないという現象が起こっています。

この記事では、そのような状況に備えて、赤ちゃんに必要となる防災グッズを紹介しています。

ライフラインがストップしている状況では、どんなことに注目して選べばいいのか解説しているので、参考にしてみてください。

他にも、日常で使えるちょっとした裏ワザも紹介しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

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赤ちゃん用のミルクはどんなものがおすすめ?

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結論から言えば、どれでもOKです。赤ちゃんが飲み慣れているものを選ぶのがベストですね。防災用のミルクは手間のかからないものを選ぶのも一つの手です。

ミルクには「粉ミルク」「キューブタイプ」「液体ミルク」の3つの種類があります。それぞれ特徴を見ていきましょう。

粉ミルク

お湯を沸かす・混ぜる・冷ますという手間はありますが、3種類の中ではいちばん量があり、値段も安いのでコストパフォーマンスに優れています。

こちらは母乳成分である「リボ核酸」「シアル酸」「母乳オリゴ糖」が配合されています。味だけを母乳に近づけるのとは違い、本当の意味で母乳に近いミルクになっていますね。

さらには、日本で初めて乳児の免疫機能を助ける「オステオポンチン」が配合されたミルクでもあります。人生の中で一番体が変化する時期なので、乳児にとって一番の栄養源である母乳に近いミルクを選ぶならこちらです。

計量不要の小分けされたスティックタイプもあります。

粉ミルクの保存期間は、開封前であれば1年、開封後は1ヶ月が目安です。

キューブタイプ

キューブタイプのミルクは、キューブ1個で「ミルク〇ml分」と小分けされており、必要な分だけキューブを入れれは済むので、計量をする必要がなく楽にミルクを作ることができます。

作り方は粉ミルクと同じです。粉ミルクを固形にしたもの、と思えば想像しやすいのではないでしょうか。

キューブタイプの最大の特徴は計量の手間がない事です。乳児にミルクを少しだけ与えたいときには1個だけサッと取り出せるので、とても楽にミルクを作ることができます。

1袋にキューブが5つ入っており、キューブ1個で40ml分のミルクが作れます。余った分は切り口を折り畳んで保管しましょう。

粉ミルクと比べて持ち運びが楽なので、移動先でミルクを作りたいという時でも簡単に作れるのがメリットです。

液体ミルク

熊本地震や西日本豪雨の際に支援物資として配られ、利便性の高さから脚光を浴びた液体ミルク。

フィンランド・イギリス・スペインといったヨーロッパの一部の国やアメリカなど、液体ミルクがメジャーな国があり、近年、日本でも国内製造・販売が可能となりました。

缶や紙パックに入っている液体ミルクを哺乳瓶に移し替えるだけなので、ミルクを作る手間がなくなるのが最大の特長です。また、粉ミルクと違いお湯を冷ます手間もないので、その場で乳児に飲ませることができます。

保存期間は、紙パックだと6か月、缶だと1年です。

利便性の高い液体ミルクですが、難点は値段が高いことです。「利便性の液体ミルク」か「値段の粉ミルク」「その中間のキューブタイプ」が選ぶ際のポイントですね。

飲み慣れていないものは乳児が拒絶する可能性があるので、日常からミルクを飲ませることが大切です

赤ちゃんの防災グッズには『使い捨てタイプ』の哺乳瓶がおすすめ

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乳児は免疫力が低く、菌に感染しやすいものです。だからこそ哺乳瓶の消毒が必要なのですが、災害の状況によっては電気・ガス・水道が使用できなくなる可能性があります。

停電になるとレンジでの消毒ができなくなり、ガスや水道が使用できないと煮沸消毒ができません。消毒液の場合も一度洗浄しなければいけないので、水道が使えないと消毒できないですよね。

そんな時に役立つのが「使い捨てタイプの哺乳瓶」です。最初から消毒してあるので、取り出してすぐに使用することができます。

使いきりなので再利用はできませんが、消毒をする必要がないという大きなメリットがあります。

こちらはジャバラタイプのもので、一つ一つ梱包されているので保存に向いています。ミルクの吸出し量を調整できる機能がついているので、乳児に合わせて吸出し量を調整できるのは嬉しいですね。

使い捨てタイプの哺乳瓶は日本では認知が低いですが、災害時にはとても役立つものです。災害時の哺乳瓶の消毒に迷うようであれば、使い捨てタイプの哺乳瓶を備蓄してみてはいかがでしょうか。

市販されている離乳食は赤ちゃんのための防災グッズにおすすめ

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市販のものであればレトルトパウチや瓶で販売しているので、保存期間は半年以上と長めです。

オススメは瓶タイプのもの。保存期間は約2年と長く、容器に入ったまま食べさせることができるので、水が貴重となる災害時では洗い物が減るのは助かりますね。

2回に分けて食べさせる時は、食べる分量を別の容器に移して、残りは蓋をして保存するだけなので使い分けも楽です。

値段も市販品の中では安いので、コストパフォーマンスに優れているのがポイントです。

また、お米は保存期間が長いので備蓄に適しています。一度に家族分のお粥を作れば、離乳食を用意する必要がないので調理の手間を減らすことができます。

赤ちゃん用のおむつは防災グッズの必需品

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赤ちゃんはいつ何時であろうが容赦なく全力で放出してきます。いつでも対処できるようにおむつの備蓄は忘れないようにしましょう。

おむつには使い捨ての「紙おむつ」と繰り返し使える「布おむつ」がありますが、災害時ににおいて水は貴重なものなので、毎日洗濯というわけにはいきません。

ですので、使い捨てのできる紙おむつを備蓄するようにしましょう。簡易トイレとセットで防臭袋を備蓄しておけば、汚れた紙おむつを捨てても匂うことはありません。

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おむつとセットで使うおしりふきの備蓄も忘れないようにしましょう。

こちらは多くの産病院で使用されているオムツです。おしりふきはトイレに流せないタイプですが、水分量・拭きとりやすさ共に高評価を得ているものを選びました。

ですが、おむつは乳児によって合う合わないが必ず出てきます。普段使用しているもので問題ないので、おむつを多めに用意しておくことに重点をおきましょう。

どれが乳児に合うものかわからない時は、1つの商品をまとめ買いせずに、さまざまな商品を少量ずつ購入して試しましょう。

余ったおむつの活用方法

牛乳パックかビニール袋におむつを敷き詰めて、冷ました油を流し込めば、おむつが油を吸ってくれるので油の処理に使えます。

おむつ替えシートの代わりに

赤ちゃんのうんちはゆるいので、おむつからはみ出して床を汚してしまうこともしばしば。そんな時に役立つのがおむつ替えシートです。使い捨てのものから繰り返し使えるものまで多種多様です。

そんなオムツ替えシートですが、実はペットシーツで代用することができます。ペットシーツには吸水ポリマーが使用されており、赤ちゃんのおしっこやゆるいうんちでも吸収してくれます。

一枚当たりの値段はおむつ替えシートより安いので、コストパフォーマンスに優れており、使い捨てタイプなので洗濯の必要がないのがメリットです。

また、不衛生になりやすい災害時でも、常に新しいものを使用できるのは使い捨てタイプのメリットといえるでしょう。

ウィルス感染した乳児が嘔吐すると、布団の洗濯や殺菌に追われてしまいます。ペットシーツを敷いておけば、シーツの交換だけで済むため手間が激減です。

こちらは厚手のタイプで吸水性に優れたペットシーツです。また、炭が配合されているので消臭効果も期待できるのが特徴ですね。数あるペットシーツの中でも高評価の多い商品になっています。

ペットシーツの中では高い方ですが、中途半端なものは吸水性がなかったり、すぐ破れてしまったりします。

1枚当たり約15円で高い性能を発揮してくれるなら、コストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。

使い方は簡単で、うんちの場合は腰から下に、嘔吐の場合は頭の下に敷くだけでOKです。注意点として、入り数の種類があるので、コスパ重視で88枚入りのものを選ぶようにしましょう。

赤ちゃんも大人も使える『からだふき』はおすすめの防災グッズ

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災害が起きて電気・ガス・水道が使用できなくなると入浴することができなくなります。特に乳児は大人と比べて肌がデリケートです。

乳児の体を清潔に保つために、水を使わないからだふきを備蓄すれば、入浴ができなくても体を清潔に保つことができます。大人でも赤ちゃんでも使用できるものがベストですね。

赤ちゃんの肌のケアにおすすめの防災グッズ

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夏場の暑い時期は特にかぶれやすいもの。保湿をするためのベビーローションであったり、炎症を抑える薬を使用している事でしょう。

いつも使用しているもので構わないので、多めに用意しておくことを強く勧めます。災害時には、あらゆるものが思うように物が手に入らないためです。

ちなみに、ベビーパウダーはドライシャンプーの代わりとして使えるので、大人も使える万能選手です。使い方は簡単!

  1. ブラシで髪をとかす
  2. ベビーパウダーを小さじ1杯髪につける
  3. 頭皮をマッサージするように、全体になじませる
  4. ブラシで髪をとかす

以上です。ベビーパウダーには皮脂を吸着する成分が含まれているためなんですね。とはいえ、汚れを落とす力は弱いので、汚れを落とせるドライシャンプーと併用して使いましょう。

こちらはキャップを回して振りかけるとベビーパウダーがでてくるシェイクタイプのものです。吐出口に触れることはないので衛生的に使うことができるため、水が使えず不衛生になりやすい災害時では安心して使用することができます。

赤ちゃん用の防災グッズはどれくらい備蓄しておけばいいの?

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当サイトでは、ベビー用品の必要な備蓄量は1か月分を推奨しています。理由は、災害時の支援物資は水や食料が優先で、ベビー用品の支援物資は遅れて支給されるためです。

ですので、余裕を持った量を備蓄することを強く勧めます。ミルクや離乳食、おむつは毎日使用するものなので多めに用意しておき、使用した分だけ買い足していく「ローリングストック」が適しています。

まとめ買いで備蓄をするよりも、ローリングストックをした方が備蓄量の調整がしやすいのでオススメです。

【ミルクや消毒など】カセットコンロは防災グッズの必需品

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災害により電気やガスが使えなくなってしまうと、ガスコンロやIHコンロが使用できなくなってしまいます。

粉ミルクからミルクを作る際にはお湯が必要だったり、離乳食を温めるのにもコンロは必要になります。冬の寒い時期には温かい食事を摂らせてあげたいですよね。

温かいタオルで体を拭いたり、調理や炊飯、煮沸消毒など、災害時ではカセットコンロは強力な味方になってくれるので、必ず備蓄しておきましょう。

ベビーカーが使えない時に役立つおすすめの防災グッズ

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津波や洪水などの水害が起こると、街中にガレキが散乱してしまいます。この流れ着いたガレキや泥には、様々な細菌が付着しています。

泥やガレキが乾燥すると、細かい砂と一緒に付着した菌が空中に舞ってしまうので、吸い込ませないよう乳児をなるべく外出させないことは、感染症を防ぐうえで重要です。

また、大規模な地震が起こると地割れなどの地形の変化が起こり得ます。そんな状況下でベビーカーを押して歩くのは危険ですよね。災害時には乳児を抱えて歩く、ということを念頭に置きましょう。

とはいえ、ただ抱えて歩くのは大変ですよね。そんな時のために「抱っこ紐」を用意しておきましょう。

こちらは、新生児から3歳まで対応した抱っこ紐です。最大の特徴は、抱っこした状態からクルリとまわすだけでおんぶにスライドできることですね。

また、メッシュ素材なので通気性が良くムレにくいという特徴があります。災害時には給水・救援物資の受け取り・各種手続き等なにかと動き回るものです。特に夏場であれば、通気性の良い素材は助かりますよね。

前面にはバックルが4つ付いているので、乳児をしっかりとホールドしてくれます。「4つも面倒・・・」と感じるかもしれませんが、片手でバックルの脱着ができるように設計されているので手間を感じさせません。

使用者に負担をかけさせない細かな気配りは、福祉国家と呼ばれるスウェーデンならではの気配りといえるでしょう。カラーバリエーションも豊富なので、お好みの色を選びましょう。

母子手帳はいつでも持ち出せるように

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母子手帳は身分証明として使用できます。運転免許証を持っていない方には身分を証明する書類になるので、いつでも持ち出せるようにきちんと管理しましょう。

例えば、役所で罹災証明書を発行してもらうのに身分証明書が必要になります。罹災証明書は、被災した場合の支援制度の手続きに必要となる書類です。

上記は一部ですが、被災した場合は様々な申請や手続きが必要になるもの。ですので、身分証明となる母子手帳は、きちんと保管する必要があるのです。

まとめ

過去の災害を振り返ると、災害時にはベビー用品を入手することが困難となります。必要なのに手に入らない、なんてことがないために、赤ちゃんのための防災グッズを備えておく必要があります。

  • ミルク
  • 哺乳瓶
  • 離乳食
  • おむつ
  • からだふき
  • 肌のケア
  • 抱っこ紐

支援物資の遅れがちなベビー用品は、1か月分を目安に備蓄をすると安心です。併せてカセットコンロを用意しておけば、暖かい食事を与えることができます。

また、母子手帳は各種手続きに必要となる身分証明になるため、いつでも持ち出せる場所に保管しておくことを意識しておけば、いざという時に慌てることがなくなります。

災害時にはストレスが溜まりやすいものです。お父さんやお母さんも疲労は蓄積されるので、無理せず赤ちゃんと一緒に休息をとることも大切です。

【被災経験をもとに】災害に備えて揃えておきたい備蓄品のリストこの記事では、東日本大震災で被災した時に役立ったもの、「こんなものがあれば良かった」というものをリストアップしたものです。 いざ備蓄をしようとしても、実際に経験しないと、どれが必要なものなのかわからないものです。この記事では、そんな悩みを解消する内容になっています。...
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