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荷物を運ぶのは折り畳み式キャリーカートか台車どっちがおすすめ?

荷物の運搬に役立つキャリーカートや台車。「どっちを選んでも違いはないでしょ」と感じるかもしれませんが、それぞれ特徴があるものです。

意外かもしれませんが、災害時には重量物を運搬する機会は多いものです。だからこそ、状況にあったものを選ぶことで、荷物の運搬を楽にしたいですよね。

この記事では、災害時の荷物の運搬にはキャーリーカートと台車、どちらがおすすめか理由も併せて解説しています。

キャリーカートと台車を選ぶ際のポイントも紹介しているので、自分に合ったものを選ぶのに役立つ内容になっています。

「どれを選んでいいのか迷う」という方のために、おすすめのものを紹介しているので、選ぶ際の参考にしてください。

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折り畳み式キャリーカートと台車を備蓄するメリット

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例えば、給水ポイントで16リットル給水したとしましょう。重さは16kgですよね。16kgもの重さのものを運ぶのは、大人の男性でも苦労するものです。

「車を使えばいいじゃない」と、思うかもしれませんが、以下の条件が考えられます。

  • 道路状況により、給水ポイントまで車で行けない
  • 車で給水ポイントへ行くより徒歩の方が早い
  • 車をもっていない

特に、道路の入り組んだ都市部であれば、このような状況になると考えられるでしょう。

キャリーカートや台車は、重量物の運搬が格段に楽になるという大きなメリットがあります。断水の復旧に時間がかかり、何度も給水ポイントまで行く状況では、とても助かりますよね。

他にも、自宅から避難所へ避難する際の荷物の運搬や、日常の買い物にも使用することができるので、普段から備えておいて損はありません。

【荷物を運ぶのに役立つ】キャリーカートと台車を選ぶポイント

様々な種類のものが売られているので、どれを買ったらいいか迷ってしまいますよね。ここでは、キャリーカートや台車を選ぶ際のポイントを3つ紹介しているので、選ぶ際の参考にしてください。

折り畳みができる

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折り畳むことによってコンパクトになります。日常・災害時問わず、使用しない間はどこかに保管しなければなりません。であれば、収納スペースをとらないもののほうが保管が楽ですよね。

また、コンパクトになることでキャーリーカートや台車自体の持ち運びが楽なため、集合住宅の上階に住んでいたり、階段の昇り降りが必須となるところでは、楽に持ち出すことができます。

耐荷重よりも本体の重さが軽いもの

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耐荷重を気にしてしまいがちですが、50kg以下でも問題ありません。災害時では、50kg以上の荷物を運ぶ状況はないからです。

災害時において、いちばん使用頻度が多いのは水の運搬になるので、20kg程度の荷物を楽に運べればいいのです。

日常においても、スーパーの買い物で50kg以上の重さになるほど買い物はしませんよね。

ですので、耐荷重よりも、本体の重さが軽いものを選びましょう。具体的には、3kg前後が理想です。

キャリーカートの『階段の昇降機能付き』はオススメできない

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キャリーカートの中には、タイヤが3つ付いた『階段の昇降機能付き』のものがありますが、結論から言えばオススメできません。

理由は、一般住宅やアパートに付いている階段は段差が高いので、キャリーカートに付ているタイヤではそこまでの段差に対応していないからです。

階段を傷つけたり、そもそも昇降ができない、段差をあがるのに引っ張り上げなければならないので腰を痛める、といった可能性があります。

配達業者が階段の昇降に使用しているものは、電動式のものであったり、数万円もする高価なものだったりします。さすがにコストパフォーマンスが悪すぎるのでオススメできません。

階段の昇降は、パワープレイで行うことが前提となります。本体重量が軽いものを選ぶ理由がこれですね。

【結論】荷物を運ぶなら折り畳み式台車がおすすめ

理由を説明する前に、キャリーカートと台車のメリット・デメリットを見ていきましょう。

キャリーカートのメリット・デメリット

キャリーカートのメリット
  • コンパクトなので収納や持ち運びが楽
  • 坂道の運搬に強い
  • 多少の悪路でも運搬可能
キャリーカートのデメリット
  • 重量物ほど持ち運ぶ際の安定性が悪い
  • 荷物が安定しないので台から落ちることも

台車のメリット・デメリット

台車のメリット
  • 重量物を持ち運ぶ際の安定性が抜群
  • 荷物が安定するので台から落ちることがない
  • 荷台が広いので多くの荷物を載せれる
台車のデメリット
  • 本体重量が重い
  • 急な坂道の運搬は力を使う
  • 段差を乗り越えるのが不得意

台車がおすすめな理由

台車を勧める大きな理由は、安定性が抜群ということですね。重心が低く、四輪で運搬するので、重量物を運搬しても余計な力がいりません。

本体を傾けて運搬するキャリーカートは、重量物になるほど不安定になるので、水の運搬には向いていません。

僕自身、旅行で使用するようなキャリーケースを想像して使用してみたのですが、その理想は木っ端微塵に砕かれました。荷物を載せたキャリーカートを傾けるだけで一苦労です。

「安定して荷物を運搬できるのが一番なんだなぁ」と心の底から感じた瞬間です。荷物がすべって落ちないのも、地味にポイントが高いです。

キャリーカートを使用するなら

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キャリーカートを有効に扱えるのであれば、急な坂道が多い場所ですね。台車は『押して』運搬するので、坂道を上る際には力を使います。

キャリーカートであれば、『引いて』運搬ができるので、押して運搬するより楽に荷物が運べます。

坂道を下る際にも、台車よりキャリーカートの方が安定して荷物を運べるので、急な坂道が多い場所では、キャリーカートを使用した方が楽に荷物を運搬できます。

坂道では、『引く力』を使った方が安定するので、キャリーカートの方が使いやすいのです。

おすすめの折り畳み式台車を紹介

こちらは台車なのに本体重量が約4kgと軽いのが特徴です、折り畳みも可能なので、収納や持ち運びが楽で、すぐ取り出して使用することができます。

斜面でも勝手に動くことのないように「ストッパー付き」のものを選ぶと安全です。避難所などで使用する際には、椅子としても活用できます。

注意点として、やはり台車なので段差には弱いです。少し斜めに傾けて前輪を浮かせないと段差の移動は大変です。

段差を乗り越える時のコツは、台座に片足をかけてハンドルを手前に引くと楽に浮かせることができます。

おすすめの折り畳み式キャリーカートを紹介

荷物を運ぶ際は、本体を斜めに傾けて押したり引いたりするのですが、重心が低いので斜めに傾ける際に力を使います。旅行で使うキャリーバッグなどを想像していると違和感があるかもしれません。

上手に使用するために、本体を斜めに傾ける際は、片足で本体の下の部分を抑えながら傾けると楽に傾けることができます。重量物の運搬の際には、本体を引いて運ぶよりも押して運んだ方が楽に運ぶことができます。

折り畳みはワンタッチででき、本体重量は3kgと軽いので、持ち運びや収納に苦労することはありません。荷物を固定するためのゴム紐が付属しているのも嬉しいポイントです。

まとめ

災害時には、状況によって車が使用できない事態も想定されます。そんな時でも重量物の運搬が楽にできるものを用意しておくと、給水が楽になります。

キャリーカートや台車を選ぶ際には、

  • 折り畳みができる
  • 耐荷重よりは本体の軽さを重視
  • 『階段の昇降機能付き』は考慮しない

以上の点を抑えて選んでみてください。当サイトでは台車をオススメしていますが、キャリーカートや台車、どちらにもメリットがあるので、自分に合ったものを選びましょう。

大規模な災害により断水になると、復旧までに1ヶ月以上かかる可能性があります。その間、何度も給水ポイントへ足を運ぶことになります。

水は生きるために必要なものなので、水の確保は必ず行うものです。給水量が多ければ、それだけ重量物になるもの。少しでも楽に運搬するためにキャリーカートや台車を用意しておきましょう。

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