スマホが普及した現在では、情報収集や連絡手段として日常生活には欠かせないアイテムとなりました。災害時でもそれは変わらず、安否確認や情報収集に必要となるものです。
生活の必須アイテムだからこそ、充電切れに備えてモバイルバッテリーを用意している方がたくさんいます。ですが、モバイルバッテリー自体にも充電をする必要がありますし、電気がなければ充電することができません。
この記事では、災害による停電時でも充電が可能となる、おすすめの『ソーラーチャージャー』を紹介しています。スマホが普及しているからこそ、災害に備える方にとって必須アイテムとなるものです。
すでにモバイルバッテリーを持っている人でも、現在使用しているモバイルバッテリーをそのまま活用できるので、災害に備えてどれを選べばいいのか迷っている方はチェックしてみてください。
出典:https://www.photo-ac.com
目次
【結論】ソーラーチャージャーとモバイルバッテリーは別々に
容量の大きいものからコンパクトなものまで、モバイルバッテリーの種類は豊富です。中には、ソーラーチャージャー機能の付いたモバイルバッテリーがあるほどです。
「モバイルバッテリーとソーラーがセットになってるからお得だね!」と感じるかもしれませんが、結論を言えばモバイルバッテリーとソーラーチャージャーは別々に揃えた方がいいです。
理由は、ソーラージャージャー機能の付いたモバイルバッテリーだけでは、十分な発電量が得られないためです。充電完了まで1週間以上かかっては意味がないですからね。
発電量を重視する方は別々に、安く揃えたい方はソーラーチャージャー機能付きのものを選ぶといいでしょう。
おすすめのソーラーチャージャー機能付きモバイルバッテリー
モバイルバッテリー本体とは別にソーラーパネルが付属しているものです。ソーラーパネルを使用しない際には折り畳んで、使用する際に展開します。
ソーラーパネルの部分だけ取り外せるので、ソーラーパネルを使用しない時には取り外しておくと、コンパクトになります。
あまりお金をかけたくないけど、少しでも発電効率のいいモバイルバッテリーが欲しい、という人にはオススメのできるモバイルバッテリーです。
ソーラーチャージャー機能付きのモバイルバッテリーの注意点

スマホサイズのソーラーパネルが4枚付いているだけなので、発電量には期待しないようにしましょう。
モバイルバッテリー本体にソーラーパネルが付いているものを使って、1週間ほどソーラー充電してみたのですが、25%も充電されませんでした。
「補助的なもの」という認識で使用すれば、精神的なダメージは少なくてすみます。
【モバイルバッテリーと併せて】おすすめのソーラーチャージャー
こちらは折り畳みができるので、使用しない時はバッグやリュックに収納できます。バッグだと難しいですが、リュックだとソーラーチャージャーを結び付けることができるので、展開したまま移動できます。
スマホへ直接充電、モバイルバッテリーへ充電といったことが、移動しながらできるのは大きなメリットといえるでしょう。まさにモバイル向けのソーラーチャージャーですね。
サイズは160×282×34、重量は615gと、同サイズの中でも軽量なので、持ち運びが楽なのもポイントですね。
電流系が付属しているタイプと付属していないタイプがあるので、どれくらい発電しているか気になる方は、電流計が付属しているタイプのものを選ぶといいでしょう。
ソーラーチャージャーを使用する際の注意点

どのソーラーチャージャーにもいえることですが、最大の発電量を得られることはほどんどありません。天気の良い日でも、最大発電量の60~70%ほどの発電量と覚えておきましょう。
また、少しでも影が入り込むことで発電量がガクッと落ちるため、しっかりと太陽光に当ててあげることがコツです。
上記で紹介したソーラーチャージャーであれば、1日でスマホが、2~3日でモバイルバッテリーが満充電になるため、ちょうどいいサイズのソーラーチャージャーですね。
iphone用、android用のUSBケーブルの予備を忘れずに

普段使用しているものを当てにしてしまうと、ケーブルが故障したり紛失した際に充電ができなくなってしまいます。
被災地では、替えのケーブルが品薄や物流の停滞により確実に入手できるとは限らないので、普段使用しているものとは別に、予備としてUSBケーブルを用意しておきましょう。
USBケーブルを購入したら、ちゃんと機器と合っているかどうか一度接続してみることを忘れないでください。
間違ったケーブルを購入するのはよくあることです。いざ取り付けようとして、ケーブルが違っていた時のショックは計り知れないですからね。
ポータブル電源があればスマホもノートパソコンも充電し放題
ポータブル電源はモバイルバッテリーの容量をさらに大きくしたもので、設定された消費電力までなら家電を使用できるのが大きな特徴です。
もちろん、スマホやノートパソコン、モバイルバッテリーの充電も可能です。最大の特徴は何と言っても容量の大きさ、110000mAhの容量のものであれば、スマホは約40回、ノートパソコンは約5回の充電が可能と、まさに充電し放題です。
ポータブル電源用のソーラーパネルを使って充電をすることができるので、停電時でも充電切れの心配がありません。
価格は高めですが、ポータブル電源は災害への備えとして注目されているものです。気になる方は、以下の記事で詳しく紹介しているのでチェックしてみてください。

まとめ
スマホは災害時の安否確認や情報収集ができるツールです。停電時でもスマホの充電ができるモバイルバッテリーは必ず備蓄しておきたいものの一つですね。
モバイルバッテリーの充電はソーラーチャージャーを使うことで、停電時でも充電をすることができます。
モバイルバッテリーにソーラーチャージャーが付いているものがありますが、発電量の多いソーラーチャージャーとモバイルバッテリーを別々に揃えておくのがオススメです。
スマホは生活の一部ともいえるほど必要不可欠なもの。だからこそ、どんな状況でも使用できるよう備えをしておきたいですね。
