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災害でお風呂に入れない時のために備蓄したい衛生用品5点を紹介

突然ですが、水が使えない、お湯が沸かせないといった状況になったら、どのようにして体の汚れを落としますか?といきなり言われても困りますよね。ですが。災害が起きて電気・ガス・水道が使用できなくなるとこのような状況になります。

この記事では、衛生用品を備蓄していない方に向けて、衛生用品を備蓄する理由と、オススメの衛生用品5点を紹介しています。

水を使わないで体の汚れを落とすことができるものなので、不衛生になりやすい災害時であっても体を清潔に保つことができまよ!

体を清潔に保つことは、病気に対する抵抗力をつけることに繋がります。家族の健康を維持するため、衛生用品を備蓄してみてはいかがでしょうか?

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大規模な災害が起こるとライフラインがストップする

過去の大災害を見直してみると、いずれも電気・ガス・水道といったライフラインがストップします。復旧は状況によって変わりますが、その間は入浴することができなくなってしまいます。

災害時には不衛生になりやすいといわれるのはこのためです。不衛生になると体の抵抗力が弱まり、風邪などの病気にかかりやすくなります。また、夏場は汗をかきやすいので、べたつくと不快になりますよね。

特に女性の方であれば、過度なストレスは生理不順や生理痛につながるため、精神衛生上よくありません。

災害時であっても、清潔を保てれば健康を維持できます。ですので、水を使わなくても体の汚れを落とすことのできる衛生用品を備蓄する必要があるのです。

災害でお風呂に入れない時のための衛生用品『ドライシャンプー』

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頭を洗わないと皮脂がたまり、髪がべたついたり臭いやフケの原因となります。また、頭皮が不衛生になるためニキビができたり炎症を起こす可能性があります。

ドライシャンプーは災害により水が使えない状況でも頭皮の汚れを落とすことができまよ!

使い方は簡単。髪をかき上げて頭皮や髪にスプレーします。その後、軽くマッサージをしてタオルなどで拭きとるだけです。

必要な備蓄量

1人あたり1本備蓄すれば十分ではないでしょうか。1日1回の使用したとして、髪の長い女性が使用したとしても、1本あれば一週間はもちます。

実際に使用した感想

入浴前に使用してみました。思ったより髪が濡れないのでちゃんと汚れが落ちてるのかな?と不安になります。寝ぐせ直しの効果はないでしょう。

ですが、さっぱりとした感じはあります。髪のべたつきもなくなったので汚れは落ちているのですね。匂いも爽やかなのでリラックスできますよ!

マッサージ後の拭きとりですが、タオルを使用すると洗濯をしなければなりません。水が使えない状況で洗濯物を増やすのは得策ではないので、この後紹介する「からだふきタオル」で頭を拭けば洗い物がなくなるので有効かなと感じました。

水で洗い流すシャンプーよりは汚れを落とす効果が低いので、一週間や数日洗わないで一気に汚れを落とそうとしても汚れは落ちないでしょう。毎日ちゃんと汚れを落とすのが一番ですね!

災害でお風呂に入れない時のための衛生用品『からだふきタオル』

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災害が発生してライフラインがストップするとお風呂に入ることができなくなってしまいます。そんな状況で体の汚れを落とすためには、濡れたタオルなどで体を拭くしかありません。

ですが、ライフラインがストップしているのでタオルを濡らす事すらままなりません。そんな時に役立つのが、水を使わずに体を拭けるものです。

そこで、ウェットタイプのからだふきタオルをオススメします。サイズの小さいなものだと背中を拭くのが困難なので、超大判サイズのものを選びました。

使い捨てなので洗濯物が増えることがないですし、弱酸性・ノンアルコール・無香料なので、乳児に使用できるのもポイントです。お尻ふきにも使えますよ!

必要な備蓄量

1パック30枚入りなので、一回に2枚使用したとしても15回分使用できます。1人あたり1パック備蓄すれば、汗を拭きとるために使用する機会の増える夏場でも、1週間はもつでしょう。

実際に使用した感想

入浴前に使用しました。一番気になる背中を拭けるか?を最初に試しました。結果は拭くことはできますが、ギリギリです。ですが、伸縮性があるので伸ばして使えば楽に拭くことができます。

前の項目で紹介した、水のいらないシャンプーを拭きとってみましたが、問題なく拭きとれました。使い捨てで洗濯物にならないので、セットで使用するのがオススメです!

顔を拭いたりと全身に使えるのはいいですね。ですが、1枚では全身を拭くのに足りないと感じました。全身を拭くのであれば、2枚は必要になります。

拭いた直後はウェットタイプなのでしっとりとしますが、1分もしないうちにサラサラになります。サッパリして気持ちがいいですね!生地も柔らかいので、肌に優しいのも嬉しいです。

災害でお風呂に入れない時のための衛生用品『歯磨きシート』

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歯は物を食べたり、力を入れるのに歯を食いしばったりと重要な役割をもっています。だからこそ、災害時であってもしっかりケアしたいですね。

歯磨きシートは、水を使わずに歯の汚れを落とすことができます。うがい不要なのは水の節約になるので地味に嬉しいですね。

とはいえ、歯の隙間の汚れを落とすのには向いていないので、ブラッシングをした後に歯磨きシートで仕上げるといいですよ!

必要な備蓄量

1パック15枚入りです。1日2枚使用したとして、1週間はもつので1人あたり1パック備蓄すれば十分でしょう。歯ブラシ1本も併せて備蓄しておくと安心ですね!

実際に使用した感想

ブラッシングしただけの状態と比べると、口の中がサッパリして気持ちがいいです。

歯磨きシートに記載されている使用方法だと、指に巻き付けてとあります。試してみたのですが、指がベチャベチャになります。歯の隙間を拭くことができないのも不便ですね。

ということで、歯ブラシに縛り付けてみました。ちゃんと縛り付けないとブラッシングをしている時に、歯ブラシシートが外れてしまうので、しっかり縛り付けましょう!

歯の隙間や奥までシートが届くので磨いている感じがします。こちらの方がいいのでは?

ただし、歯ブラシに縛る時と外すときにはやっぱり指が濡れてしまいます。指に巻き付けるよりはベチャベチャにはならないので、歯ブラシに縛る方法がオススメですね。

災害でお風呂に入れない時のための衛生用品『マスク』

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お風呂に入れない時だからこそ、体を汚したくはありませんよね。そんな時こそ埃をガードするのに役立つのがマスクです。備蓄用だから安くて枚数のあるマスクでいいや、と思ってしまいがちですが、むしろ日常で使用するマスクより気を遣うべきです。

地震や津波、洪水のあとはガレキが散乱します。特に津波や洪水は、様々なものを飲み込んでいるのでガレキや漂着物にはいろんな菌が付着しているものです。

濡れている状態なら粉塵が舞うことはないのですが、乾いた後が厄介です。菌の付着した粉塵が舞っているので体には悪影響ですね。家屋が倒壊していれば菌だけでなくアスベストが含まれている可能性だってあります。

だからこそ災害時に使用するマスクには、国の定めた検定に合格した「防塵マスク」を使用すべきなのです。

一般的に市販されてる家庭用マスクと防塵マスクの違いは?

国の定めた検定に合格しているか、していないかです。これは大きな違いで、検定に合格しているマスクは防塵性能に関して「ちゃんとした性能を発揮していますよ」と、お墨付きをもらっているのです。

検定に合格していなければ、いくら「埃や花粉を通しませんよ」と記載されていても、その性能を証明するものがありません。防塵性能に関して信用性が低いということですね。

どんなマスクを選べばいいの?

「DS2」以上の規格のものを選べば安心できます。DS2ってナニソレ??と思うでしょう。安心してください、ちゃんとわかりやすく解説しますよ!

  • D・・・使い捨てマスク(フィルター交換式はR)
  • S・・・個体の粉塵から守る(液体はL)
  • 2・・・95%以上の粒子をシャットダウン!(1は80%以上、3は99.9%以上)

と、このようになっています。つまりDS2という規格は、「95%以上の個体の粒子を通さない使い捨ての防塵マスク」ということになります。

とはいえ、防塵マスクにも様々な種類があります。どれを選べばいいのかわからない方のために、上記の規格を満たしているマスクを紹介します。

こちらの防塵マスクの規格は「DS2」なので上記の条件を満たしています。メーカーは「スコッチブライト」や「粘着テープ」などの凄まじい商品でおなじみの3M(スリーエム)なので安心して紹介できます。

また、3Mでは災害時のマスクの必要な備蓄量は2週間分を推奨しています。このマスクの使用時間は16時間なので、1日1枚使用したとして1人あたり1箱(20枚)で2週間使用できます。1人1箱と目安がわかりやすいのもオススメのポイントです!

どんなに高性能な防塵マスクであっても使い捨てのタイプのものはアスベストが大量に舞い散る屋内での作業には適していないので注意してくださいね!

また、マスクは感染のリスクを低減させるためのものです。完全に防ぐものではないので、マスクを過信しすぎないようにしましょう。

そもそもアスベストって何?

アスベストが体に悪いとは聞きますが、具体的にどんな悪影響を及ぼすのか、アスベストとは何なのか、どんなところで使われているのか、わからない人は多いでしょう。

アスベストとは、天然にできた鉱物繊維で「石綿(せきめん)」とも呼ばれています。主に住宅の屋根・外壁・断熱材や高層ビルなどに使われていました。現在では健康被害を考慮して使用が禁止されていますが、1970~1990年代には約30万トンものアスベストが使われていました。

アスベストが恐ろしいのは粉塵を吸い込んだ時で、治療が不可能で呼吸困難になる「じん肺」・「肺がん」・肺周辺の臓器にできる悪性の腫瘍「中皮腫」などの病気になる可能性があります。発病するまで違和感がないのと、発病までに10年以上かかるのも厄介なところです。

現在でもアスベストが使用されている建物はたくさんあります。それらが災害により倒壊したら、大量のアスベストが舞ってしまうでしょう。ですので、災害時に使用するマスクには気を遣いたいものですね。

災害でお風呂に入れない時のための衛生用品『替えの下着』

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災害対策の盲点の一つでもある洗濯。災害のために停電や断水になってしまうと洗濯機が使用できなくなります。もちろん、コインランドリーも使用できません。とはいえ、着替えをしないと汚れが溜まる一方なので不衛生です。

水は貴重なものなので簡単に使用することはできません。ですので、洗濯をなるべくしないように、替えの下着を備蓄しておきましょう。1週間分あれば十分です。

着替える回数は増えますが、洗濯をする回数は減らせます。洗濯物がたまってから、まとめて洗うようにしましょう。

その洗濯ですが、浴槽を利用してまとめて洗うと楽です。その際、洗剤は使わないようにしましょう。洗剤を洗い流すために、水を使う量が増えてしまうからです。

まとめ

災害が起きて電気・水道・ガスがストップしてしまうと、入浴することができなくなります。その結果、不衛生になり体の抵抗力が弱まり病気にかかりやすくなってしまうでしょう。

今回紹介した『ドライシャンプー』『からだふきタオル』『歯磨きシート』は水を使うことなく体の汚れを落とすことができるので、体を清潔に保つことができます。

他にも、『替えの下着』を一週間分備蓄しておけば、体を清潔に保つだけでなく洗濯をする回数を減らすことができるので、水の節約になります。

また、災害によってでたガレキや土砂からでる粉塵には、様々な菌が付着しているので粉塵を吸い込まないよう『マスク』の備蓄を忘れないようにしましょう。

不衛生になりやすい災害時だからこそ、体を清潔に保って健康を維持する必要があります。家族全員の健康を守るため、災害対策として水を必要としない衛生用品を備蓄するようにしましょう。

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