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防犯シャッター・防犯ガラス・防犯フィルムを設置する効果を紹介

防犯シャッター・防犯ガラス・防犯フィルム。防犯に関するものは様々ですが、種類が多いと選ぶ際に迷ってしまいますよね。

この記事では、防犯シャッター・防犯ガラス・防犯フィルムそれぞれ設置した際の効果お紹介しています。それぞれの種類やデメリットも解説しているので、どれを設置していいのかわからない方の手助けになる内容になっています。

防犯だけでなく、災害対策にも有効なものがあるので、災害対策も視野に入れている方は参考にしてみてください!

出典https://www.photo-ac.com

【目的を明確に】防犯?災害対策?

防犯シャッターや防犯ガラス、防犯フィルムは泥棒の侵入を防ぐのに役立ちますが、まったく一緒の性能ではなくそれぞれに特徴があります。

防犯のみを目的としているのか、災害にも備えるのか、目的によってどれを設置するのが効果的なのか変わってくるので、目的をはっきりさせてから設置するものを決めるようにしましょう。

次の項目からは、防犯シャッター、防犯ガラス、防犯フィルムそれぞれの設置する効果を紹介していきますね。

防犯シャッターを設置する効果

防犯シャッターは防犯・災害対策とオールラウンダーに活躍します。防犯だけでなく災害にも備えたいという方には特にお勧めです。

防犯シャッターと似たようなものに「雨戸」がありますが、違ってわかりますか?意外と知らない雨戸と防犯シャッターの違いを解説していきます。

雨戸

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雨戸は、古くは室町時代から使われ続けているものです。雨や風から窓を守るために設置されるもので、遮音や日よけ、防犯の効果が得られます。

材質も多様で、古い住宅であれば木製の雨戸が使われていますね。現在ではアルミやスチールの金属製がほとんどではないでしょうか。

住宅の外観に影響を与える

雨戸を設置する際には「戸袋」というものが一緒に取り付けられます。戸袋とは、雨戸を収納するためのスペースですね。

雨戸の多くは、窓と同じ「横引き」で開け閉めするタイプです。戸袋から雨戸を引き出して閉めるので、窓の横に戸袋が設置されるわけです。窓の横に開かない扉が一枚付いていると思えば解りやすいのではないでしょうか。

当然、窓の横に扉が一枚付けば家の外観はガラッと変わってきます。家の外観に気を遣う人にとっては敬遠してしまうでしょう。

そんな方には、折れ戸タイプの雨戸がオススメです。クローゼットの扉をイメージすればわかりやすいでしょう。折れ戸タイプであれば戸袋は必要ないので、家の外観に影響を与えることはほとんどありませんよ!

また、戸袋を必要としない横引きタイプの雨戸もありますが、戸袋がないので窓を開けても雨戸が窓の半分を塞いでしまいます。使い勝手を考慮して選ぶようにしましょう。

密閉式かルーバー式か

密閉式とは風を通す穴がない完全な扉タイプのものです。一方、ルーバー式は雨戸に付いている羽を上下に調整することで、明かりを取り入れたり風を通したりすることができます。ブラインドシャッターを想像するとわかりやすいですね。

近年ではルーバータイプを取り付ける方が多いようです。通気性が確保できて採光調整ができるのは嬉しい機能ですね。

防犯シャッターと比べると安価で設置できる

防犯シャッターを設置する場合と比べると、雨戸の方が工賃が安価です。工賃の相場は、一箇所につき5万円~になります。少しでも安い費用で防犯対策をしたいという方は、雨戸を設置してみてはいかがでしょうか。

使用する際の手軽さや機能面ではシャッターに劣りますが、雨戸がガラスをガードしてくれるので、十分に防犯・災害にたいして効果を発揮してくれますよ!

防犯シャッター

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シャッター自体の歴史は浅く、日本では1896年に日銀本店に取り付けられたのが始めとされています。雨戸と同様に、雨風や遮音、日よけや防犯の効果が得られます。

あれ?雨戸と変わらないんじゃない?とツッコミたくなりますが、シャッターと雨戸には違いがあります。では、シャッターならではの特長を見ていきましょう。

家の外観に影響を与えない

防犯シャッターは雨戸と違い巻き取り式なので、シャッターケースに収まることによりコンパクトです。ですので、窓に設置しても家の外観がガラリと変わることがありません。家の外観を気にする方は、防犯シャッターを好むようですね。

また、防犯シャッターには様々なタイプがあり、完全に密封してしまうクローズ型や、シャッターに付いた羽を上下に稼働させることにより採光や通気調整のできるブラインド型、シャッターに通気するための穴(スリット)の付いたスリット型があります。

機能性がある

電動式で開閉するものや、タイマーで好きな時間に開閉したりと、使用する際の手軽さや機能面では雨戸より優れています。ですが、電動式だと停電時に動作しないといったデメリットがあります。

日常での使い勝手の良さを考慮するなら断然電動式のシャッターに軍配が上がります。シャッターを使用する機会が限られている場合は、手動式の方が災害時など様々な場面に対応できるのでオススメです。

設置費用は雨戸と比べて高め

設置費用ですが、雨戸と比べて高めです。手動式シャッターの場合は一箇所につき10万円~、電動式シャッターの場合は一箇所につき15万円~が相場になります。

雨戸と比べて本体価格が高いためです。そのぶん雨戸と比べて防犯性能は高いので、防犯対策・災害対策に重点を置きたい方は、防犯シャッターの設置をオススメします。

防犯ガラスを設置する効果

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防犯ガラスは、ガラスとガラスの間に特殊な膜を挟むことにより、ガラスの割れによる破片の飛散や凶器の貫通を防ぎます。

簡単に言えば、泥棒がガラスを割った後に手を入れて解錠するための隙間を作らないガラスですね。泥棒は様々な手口で侵入を図ろうとします。「泥棒の手口とは!?」の記事で泥棒の侵入手段を詳しく解説しているのでチェックしてみてください!

防犯ガラスは物理的な攻撃に強いので、泥棒の侵入だけでなく、台風による飛散物から守る事もできます。災害対策としても活躍してくれますね。

防犯ガラスは防犯対策だけではない

防犯ガラスがもたらす効果は、物理攻撃だけではありません。防音効果やUVカットといった日常でも効果の期待できるものになっています。

防犯シャッターや雨戸は開閉する手間がかかってしまうので、その手間がイヤだ!という方には、防犯ガラスがオススメです。ただし、デメリットも存在するので注意が必要です。

ガラスにヒビが入る

ガラスが割れにくい、貫通しにくいといっても、バールやハンマー等で衝撃を与えればヒビが入ります。ヒビが入ったガラスは交換する必要がでてきますよね。

シャッターや雨戸は、傷がついたり凹んでしまっても取り急ぎ交換する必要はありません。ですが、ガラスは交換しなければ家の外観が損なわれるだけでなく、隙間風やガラスの強度が低下してしまいます。

設置費用は?

ガラスの大きさや取り付け箇所によって変わってきますが、相場は一箇所につき2万円~です。雨戸や防犯シャッターと比べて安価ですね。

防犯シャッターは高いかな、という方にとっては防犯ガラスの方が設置しやすいのではないでしょうか。

また、防犯シャッターの取り付けのできないような場所でも、防犯ガラスならオーダーメイドが可能なので、場所によって防犯ガラスにするといったこともできます。

防犯フィルムを設置する効果

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防犯フィルムはガラスの上に特殊なフィルムを張り付けるものです。市販されているものから、専門業者でないと取り付けのできないものまで多種多様です。

据え付けのガラスに貼り付けるだけなので、ガラスの交換や設備の設置工事が必要ないというのが最大の強みですね。ですが、強度に関しては一番弱いのがデメリットになります。

安価で設置できるが効果は期待できない

安いものだと2000円もしないで購入することができます。が、性能に関してはそれなりなのが欠点です。

たとえば、窓のクレセント錠周辺にしか貼れないような小さなものだと、その場所にしか効果を発揮しません。窓全体を割られたら意味がないですよね。

窓全体に貼り付けるタイプのものもありますが、透明性がなく部屋が暗くなってしまうデメリットがあります。

防犯フィルムを選ぶならCP製品を

この後の項目で詳しく解説しますが、防犯フィルムを張り付ける場合は「CP製品」のものを貼り付けましょう。

CP製品とは、3つの省庁と関連団体による厳しい防犯性能の検査に合格した製品です。定められた有資格者でないと貼り付けできないのも特徴です。ここが、市販の防犯フィルムと大きく違うところで、公的に防犯性能が認められたということですね。

ただし、貼り付けたからといってすぐに防犯対策になるわけではありません。フィルムを張り付ける際の接着剤が定着するまで1ヶ月はかかるので、その間は防犯効果が期待できないのです。

設置費用は?

CP製品の設置費用は一箇所につき2万円~と、防犯ガラスと変わりありません。しっかりとした性能のCP製品の防犯フィルムを張り付けるか、安価な市販のものを貼り付けるか、といったところでしょうか。

当サイトでは、CP製品の防犯フィルムをオススメします。理由は、市販の防犯フィルムでは防犯性能に期待できないからです。

効果的な設置をするなら「CP製品」を

「CP製品」といわれてもピンとこないですよね。ここでは、CP製品とはどういったものなのか詳しく解説していきます。どうしてCP製品のものを推奨するのかを知ることができますよ!

CPとは

警察庁、経済産業省、国土交通省の省庁と、建築部品関連の民間の団体が合同会議をし、防犯性の高い製品を開発・普及していこうというものです。そのうえで防犯性能に対する厳しい基準を設け、合格したものがCP製品として認められます。

認められた製品には「CPマーク」というものが貼り付けられており、一目見て防犯性能の高い製品であることがわかるようになっています。以下がCPマークです。

CPマークの画像

画像引用元:警視庁ホームページ 侵入窃盗の防犯対策より

画像引用元URL:https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kurashi/higai/akisu/akisu.html

具体的な防犯性能ですが、泥棒が侵入する際に使う手口から5分以上耐えることができる性能になっています。泥棒は住宅に侵入するまで5分かかる場合、約7割が侵入を諦める傾向にあり、10分かかる場合は約9割が諦めます。

つまり、泥棒の半分以上が侵入を諦めてしまう時間を耐えてくれるということですね。ちなみに、CPとは「防犯」(Crime Prevention)の頭文字をとったものです。

CP製品にはどんなものがあるの?

CP製品は、鍵・ガラス・サッシ・玄関ドア・シャッター・防犯フィルム等があります。

サッシであれば、クレセント錠の他に補助錠が付いていたり、サッシの取り外しが簡単にできない構造になっているんですね。

玄関ドアであれば、ドアロックはこじ開けが難しい「鎌錠」になっていたり、サムターン(ロックをかけるつまみ)が取り外しできたり、鍵はピッキングに強いディンプルキーを採用しています。

防犯フィルムに関しては、「建築フィルム1級・2級」の有資格者が規定に沿った方法でのみ貼ることが許可されています。これも防犯性能を発揮するための厳しい基準の一つなんですね。

災害対策なら防犯シャッターが効果的

一時期では防犯対策として住宅に設置される機会が増えていました。しかし、窓ガラスの性能が良くなるにつれ、シャッターを取り付ける住宅が減少傾向にあります。

「じゃあ設置する必要ないじゃない」と感じるかもしれませんが、そんなことはありません!防犯・災害対策にはシャッターが一番有効です。その理由は次の項目で解説しますね。

防犯ガラスで防げないものも防犯シャッターなら防げる

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自然の力は恐ろしいものです。人間では持ち上げることのできないものでも簡単に吹き飛ばしてしまいますからね。それだけ、台風の威力は凄まじいです。

防犯ガラスは台風による飛散物にも効果を発揮しますが限界はあります。特に飛散物が数キロにも及ぶものだと窓ガラスを貫通してしまう可能性があります。

防犯シャッターなら同じ条件下でも飛散物を貫通させることがないので、窓ガラスを守る事ができるのです。

複数の設置をすると効果が高い

防犯シャッターや防犯ガラス、防犯フィルムを設置したからといって、その1つに頼りきることはお勧めできません。いずれも完全に被害から守ってくれる確証はないからです。あくまでも、泥棒が侵入するまでの時間を稼ぐものです。

より確実に被害を防ぐには、複数の対策が必要になります。具体的には、防犯シャッターを取り付けた場所に防犯ガラスや防犯フィルムを設置すれば、防犯だけでなく災害対策の効果が高まります。

防犯ガラスや防犯フィルムを設置した場所には補助錠を取り付けることにより、泥棒が住宅に侵入する時間が長くなり、侵入を諦める可能性が高くなるでしょう。

1つに過信せず、複数の防犯対策を講じることでより効果を高めることができますよ!せっかく設置したからには確実に守りたいですからね。

まとめ

防犯シャッター・防犯ガラス・防犯フィルム、どれを設置していいのか迷ってしまう方のために、タイプ別のオススメをまとめてみます。

防犯シャッター
  • 防犯対策だけでなく災害対策もしたい
  • 家の外観には気を遣う
  • 開閉は楽な方がいい
防犯ガラス
  • シャッターの開け閉めといった手間をかけたくない
  • 想定外の災害は仕方ないが、ある程度の災害からは守りたい
  • 防犯シャッターの取り付けができない場所に
防犯フィルム
  • すでに設置してある窓を変えたくない
  • 施行に手間をかけたくない
  • できるだけ安価に、でも防犯効果の高いものを
雨戸
  • 開閉は手間だけど、安価で設置したい
  • 家の外観は気にしない
  • 防犯・災害対策をしっかりしたい

いずれも防犯対策に大きな効果をもちます。自分に合ったものを選んで設置しましょう。その際には、「CP製品」のものを選ぶようにしましょう。公的に防犯性能が認められたものなので、効果はお墨付きです!

設置をする際には、それぞれのデメリットを把握しておきましょう。例えば、電動シャッターの場合は停電時に動作しなくなる、といった具合です。デメリットを把握することで、いざという時にでも冷静に行動することができます。

そして、1つの製品を過信しないことが大切です。完全な製品は存在しないので、複数の防犯対策を講じることにより、効果を高めることができますよ!

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