近年、気温の上昇により熱中症にかかる人が増えています。命にかかわる暑さになってきましたね。
エアコンや扇風機など、暑さしのぐためのものがありますが、災害により停電になるとエアコンや扇風機が使用できなくなってしまいます。そんな時、あなたならどうしますか?
この記事では、夏場対策の備蓄をしていない方に向け、停電時でも暑さをしのげるものを7つ紹介しています。
災害はいつやってくるかわからないもの。最悪の事態を想定して、夏場対策の備蓄をはじめてみてはいかがでしょうか。
出典:https://www.photo-ac.com
目次
【夏場の災害】乗り切るためのおすすめの備蓄品「うちわ」

江戸時代から一般的に涼をとるために使用されてきたうちわ。現在でも至るところで使用されていますね。
電気のない時代の人が涼をとるために使ってきただけあって効果は抜群です。先人の知恵というのはすごいものです。
うちわは値段が安い、収納の場所を取らない、使いたいときにすぐ使えるメリットがあります。災害時の夏場対策として、1人1枚を目安に備蓄してみてはいかがでしょうか。
【夏場の災害】乗り切るためのおすすめの備蓄品「電池式扇風機」

電池で動く扇風機であれば、乾電池を用意するだけで停電時でも使用することができます。
コンセントに挿して動かす扇風機と比べると風量は弱いですが、電気を使わずに電池だけで扇風機を使えるのがメリットです。
こちらは単三電池4本で動かせる卓上扇風機です。単三電池を備蓄してあれば停電時でも使用できるメリットがあります。
風力は電池式なので弱いのですが、バッテリー内蔵式やコンセントを使用するものだと停電時に使用することができないので、乾電池を使える扇風機は備蓄にはもってこいですね!
【夏場の災害】乗り切るためのおすすめの備蓄品「水」

災害対策の備蓄として水と食料は必要なものです。そして、暑い時期には汗をかくもの。必然的に水分補給をする機会が増えますよね。ですので、暑い時期を見越して、水を多めに備蓄することを強く勧めます。
一般的には、1人あたり1日3Lとされています。あくまでも一般的なので、それ以上の量を備蓄しても問題はありません。むしろ多めに備蓄しておくべきです。
水は料理や洗い物など多用途に使えるものなので、余っても困ることはないものです。最悪の状況を想定した備蓄をすることで、いざという時に役立ちますよ!
ちなみに、飲料用と割り切るのであれば水でなくても構いません。お茶などでもOKです!
【夏場の災害】乗り切るためのおすすめの備蓄品「冷感タオル」

水に浸せばあっという間にヒンヤリ。汗が拭けて、涼しくもなるとまさに万能選手ですね!タオルなので、電気を必要とせずに涼をとれる点がポイントです。
通気性のよい素材で作られているので、拭いた汗が乾きやすいという特徴があります。ですが、使い続ければ汚れるものなので、洗濯をすることを忘れないようにしましょう。
災害時には水は貴重となるので、毎日洗濯をすることが難しくなります。ですので、10枚単位を目安に備蓄しておくと、汚れたものを使い続けることがないですし、まとめて洗うことができるので、洗濯をする回数が減り水の節約につながります。
【夏場の災害】乗り切るためのおすすめの備蓄品「ポータブル電源」
ポータブル電源は馴染みのあるものではないので知らない方もいるでしょう。簡単に説明すると、ポータブル電源は容量の大きい蓄電池です。コンセントやUSB,シガーソケットと、様々なタイプで電源をとることができます。
なんと!ポータブル電源を使えば、停電時でも扇風機を使用することができます。扇風機の消費電力は約40Wと少なく、扇風機ほどの消費電力であればポータブル電源で動かすことができます。
停電時でも家電を動かすことのできるポータブル電源は、キャンプ用品・防災用品として認知度が高まってきています。当サイト一押しの備蓄品です!
ソーラーパネルを備蓄しておけば停電時でも充電が可能となるので、一緒に揃えることを強く勧めます。
【夏場の災害】乗り切るためのおすすめの備蓄品「防虫用品」

夏場は暑さだけでなく、虫が湧きやすい時期でもあります。特に目に付くのが「蚊」ではないでしょうか。停電によりエアコンが使用できなくなると、家の中が蒸し暑くなります。
そうなると蚊が発生しやすくなるので、蚊取り線香や防虫スプレーといった防虫用品を備蓄しておくと、虫刺されに悩まされることはなくなりますよ!
また、東日本大震災の時にはハエが大量発生しました。ペットボトルハエ取り器がテレビ等で取り上げられて試してみましたが、まったく効果がなかった思い出があります。ですので、素直に殺虫剤の力を借りましょう。
こちらは、ハエや蚊だけでなくゴキブリやダニにも効果を発揮します。これ一本で夏場に発生しやすい虫を退治できるのは嬉しいですね!
べたつきやイヤな臭いはなく、安全性の高い成分なので、妊婦やペットがいても安心して使用することができるのがポイントです。ただし、直接ペットや人に噴射するのはやめましょう!
【夏場の災害】乗り切るためのおすすめの備蓄品「下着」

夏場は汗をかきやすいもの、その汗を吸い取ってくれているのが下着です。そのため、夏場は着替えをする機会が増えます。
着替えをすれば洗濯をしなければいけませんが、災害時には水はとても貴重なものです。断水になると水の使用量が限られるので、頻繁に洗濯をすることが難しくなります。
ですので、洗濯ができない代わりに替えとなる下着を多めに備蓄しておけば、汗で濡れた下着を身につける不快感や風邪をひく原因をなくすことができます。
まとめ
災害はいつやってくるかわからないものです。真夏や真冬に激甚災害が起こる可能性もあるでしょう。最悪の事態を想定して備蓄をすれば、気候の厳しい季節でも安心して過ごすことができます。
今回紹介した夏場対策において備蓄しておきたいものは、その時になって買いに行っても、品切れになっている可能性が非常に高いです。
なぜなら、考えている事はみんな一緒だからですね。そして、夏場対策の備蓄をしている人が少ないということでもあります。
特に近年は、気温の上昇で命にかかわる暑さになっています。家族の命を守ることにもなるので、夏場対策の備蓄をはじめてみませんか?
