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【空き巣・盗難】泥棒が使う手口とは?犯罪対策も併せて紹介

年々減少している空き巣や盗難といった侵入窃盗犯罪。ですが、まだまだ少ないとはいえないのが実状です。特に、災害時を狙った犯罪は現在でも多発している状況です。

この記事では、泥棒が住宅に侵入する際に使う手口を紹介しています。犯罪の手口を知れば防犯対策の仕方がわかるので、あなたの身を守るために役立つ内容になっています。

他にも、近年の侵入窃盗犯罪のデータや、侵入手口の対策、泥棒から狙われないための対策を紹介しているので、防犯対策をする際の参考にしてみてください!

出典:https://www.photo-ac.com/

【空き巣・盗難】年間の犯罪件数

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侵入窃盗犯罪の認知件数は平成14年(2002年)の約34万件がピークで、そのうち住宅を狙った犯罪が約19万件と、全体の6割ほどを占めています。全国で毎日930件もの侵入窃盗犯罪が起こっていたことになりますね。

翌年の平成15年(2003年)から侵入窃盗犯罪の認知件数は減少傾向にあり、平成30年(2018年)には約6万2000件、うち住宅を狙った犯罪は3万7000件とピーク時と比べて減少しているのがわかります。

それでも全国で毎日164件もの侵入窃盗犯罪が起こっている事になります。減少傾向にあるとはいえ、まだまだ侵入窃盗の発生件数は多いのが実状なので、防犯対策をしっかりする必要がありますね。

参考:警視庁 住まいる防犯110番 「データでみる侵入犯罪の驚異」

参考元URL:https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html

泥棒に狙われやすい建物

侵入窃盗犯罪のうち、約6割が住宅を狙った犯罪です。具体的に見ていくと、「一戸建て住宅が42.5%」「共同住宅(3階建以下)が11.9%」「共同住宅(4階建以上)が4.1%」となっており、一戸建て住宅が特に狙われやすい傾向にあります。

共同住宅とはアパートやマンションのことで、上記で紹介していない残りの4割は会社の事務所だったり、商店や金融機関等が当てはまります。

参考:警視庁 住まいる防犯110番 「データでみる侵入犯罪の驚異」

参考元URL:https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html

泥棒はどんな手段でどこから侵入する?

泥棒は建物によって侵入手段や侵入場所を変えてきます。具体的にどのような傾向があるのか見ていきましょう。

一戸建て住宅・共同住宅(3階建以下)の場合

建物の高さが低い場合、侵入方法は「無締まり」が約45%、「ガラス破り」が約35%と、全体の8割がこの方法で侵入してきます。

侵入場所は、「窓」が約55%、「表出入口」が約25%となっており、半分以上が窓から侵入してくるということです。

参考:警視庁 住まいる防犯110番 「手口でみる侵入犯罪の驚異」

参考元URL:https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_d_1.html

窓の戸締り、防犯ガラスや防犯フィルムの設置、補助鍵の設置といった対策が有効になりますね。

ちなみに、トイレの窓など「こんなところから入ってこないでしょ」という場所でも侵入される可能性があるので、窓の戸締りはしっかりと行うことが大切です。

共同住宅(4階建以上)の場合

建物の高さが高い場合は少し変わってきます。侵入手口は「無締まり」が約48%、「ガラス破り」が約17%、「合鍵」が約13%となっています。

一方で、侵入場所は「表出入口」が約54%、「窓」が約34%と、表出入口に集中しているのがわかりますね。

参考:警視庁 住まいる防犯110番 「手口でみる侵入犯罪の驚異」

参考元URL:https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_d_1.html

玄関の戸締り、合鍵は玄関周辺に隠さないといった対策が必要になってきます。

実際には認知件数以上の被害が

警視庁が発表している「認知件数」は、あくまで被害届や相談といった犯罪が明るみになった事件しかカウントされていません。

公的な発表になるので、事実確認がとれた事件しかカウントされないのは仕方のない事なのです。憶測で発表するわけにはいきませんからね。

被害届が出されなかったり、被害に気付かない場合もあり、実際の犯罪件数は認知件数より多いのが実状です。(認知件数と実際の犯罪件数の差を暗数といいます)

ですので、前年と比べて認知件数が下がったからといって必ずしも安全になったとは言い切れません。常に防犯対策をすることが重要なのです。

【空き巣・盗難】泥棒の侵入するタイミング

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泥棒が住宅に侵入するタイミングは大きく分けて3つあります。具体的にどのようなものなのか見ていきましょう。

空き巣

空き巣とは、不在の住宅へ侵入して金品を盗むことです。住宅を狙った侵入窃盗犯罪の中では約70%(平成30年のデータ)と一番多いのが空き巣です。

災害時には、自宅から避難した隙を狙って犯行に及ぶことが多く、発生件数も日常と比べて増加する傾向があります。

また、普段は近所の見知った人しか家に来ないから、という理由で地方では「無締まり」の住宅が多いため、そういった住宅を狙った犯罪も起きています。

忍び込み

忍び込みは、家屋の住人が寝静まった時に侵入して金品を盗むことです。住宅を狙った侵入窃盗犯罪の中では空き巣に次いで約24%(平成30年のデータ)と比較的多いです。

「家に人がいるから侵入してこないだろう」と安心して、鍵の閉め忘れがないように注意したいですね。音が鳴りやすい砂利やセンサーライトといったものを設置すれば、泥棒に警戒心を与えることができますよ!

個人的に一番怖いのが忍び込みです。就寝中は無防備かつ思考が鈍くなっているので、犯人と鉢合わせた場合には対応が遅れやすいもの。泥棒を侵入させない対策をするのが確実ですね。

居空き

居空きとは家屋に住人がいる状態、例えば食事中や洗濯物を干している時、庭の手入れをしている時などの隙を狙って侵入し、金品を盗むことです。

住宅を狙った侵入窃盗犯罪の中では約6%と一番少ないですが、泥棒と鉢合わせしやすい危険な犯行なので注意が必要です。

万が一泥棒と鉢合わせした場合、強盗となり命の危険にさらされる可能性があります。泥棒が凶器を持っていることも考えられますからね。自分の命を第一に考え、逃げることを視野に入れましょう。

【空き巣・盗難】泥棒の侵入手口

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泥棒が住宅に侵入するための手口は様々です。ここでは、実際に泥棒が行う侵入の手口を紹介します。手口を知れば対策が練りやすいので、防犯対策の参考にしてください!

無締まり

無締まりは、鍵のかかっていないところから侵入する手口です。例えば、ゴミを捨てに行く際に鍵をかけずに出ていった一瞬を狙って侵入することがあります。

他にも、施錠を忘れがちなトイレ等に付いている小さな窓から侵入したりと、鍵がかかっていなければどこからでも侵入してきます。

泥棒からすれば、鍵がかかっていない住宅程ありがたいものはありません。侵入するための手間がかからないですからね。

在宅していても、ちょっとした外出でも、しっかりと鍵をかけることが大切です。なみに、泥棒は1~2分あれば金品を盗みだすことができます。

ガラス破り

ドライバーやバールを用いてガラスを割り、割った所から手を入れて鍵を解錠する手口です。音をださないためにガムテープを貼り付けてからガラスを割ることもありますね。

最近では、ガラス全体を切り抜いて窓を開けずに侵入する手口もあるそうです。

防犯ガラスや防犯シャッターの設置といったガラスにダメージを与えないための工夫が必要になってきますね。また、窓を開けさせないために補助鍵の取り付けや防犯ブザーの設置も有効ですよ!

ガラス破りには大きく分けて3つの種類があるので、それぞれ見ていきましょう。

こじ破り

こじ破りとは、ガラスとサッシの間にマイナスドライバーを差し込んで捻ることにより、音をたてずに簡単にガラスを割る手口です。

三角割りとも呼ばれ、ものの10秒でガラスが音もなく破壊されて解錠されるのですから驚きです。

焼き破り

焼き破りとは、急速に冷やしてから火力の強いライターやバーナー等でガラスを炙って割る手口です。30秒ほどの短時間で破壊でき、ガラスの破壊音が出にくいのが特徴ですね。

車のフロントガラスが凍り付いた際に、熱湯をかけたら割れてしまった・・・。なんて経験はありませんか?これは、急激な温度差による膨張にガラスが耐えられなくなったからです。

同じ原理を利用して窓ガラスを破壊しているのです。まさに知能犯。

打ち破り

打ち破りとは、ガラスの破壊音を気にせずに、物をガラスに当てて破壊するパワープレイな手口です。

大胆な手口ですが、破壊させるために重量物を使用したりするので、ガラスを破壊するという行為に対しては抜群の効果を発揮します。

ここまで攻撃的なことをする泥棒は、鉢合わせした際に危害を加えてくる可能性が非常に高いです。自分の身を守る事を最優先に行動しましょう。

ドア錠破り

ドアとドア枠の間にバールを捻じ込んで、テコの原理でドアをこじあけるパワープレイな手口です。一見考えなしな手口に見えますが、簡単なドアや鍵であれば短時間で侵入できるので効果的な侵入方法ともいえます。

ドアに付いている「U字ロック」や「チェーンロック」をかければ大丈夫!と思うかもしれませんが、簡単に解錠されてしまうので注意が必要です。

こういったことを考え付く人が恐ろしいですね・・・。

対策としては専用のガードプレートを取り付けることです。ドアとドア枠の隙間がなくなるので、工具を差し込めない仕組みですね。

ドアとドア枠との隙間や、ドアの厚さによって取り付けるガードプレートが変わるのと、木ネジで固定するので、間違って固定したらドアに余計な穴が開いてしまう可能性があります。取り付けは業者にお願いするのが確実ですね。

ピッキング

昔からある手口ですね。特殊工具を鍵穴に差し込んで解錠するものです。近年では、ピッキングの道具を持ち歩いているだけで逮捕されたり、ピッキングに強い鍵が設置されている事から、ピッキング被害は減少しています。

ですが、地方や古い建物では古い錠が取り付けられているため、ピッキングによる手口は無くなっていません。

対策としては、ディンプルキーといったピッキングに強い錠に取り換えることにより、ピッキング被害を防ぐことができます。

サムターン回し

そもそもサムターンって言葉は聞きなれないですよね。サムターンとは、ドアハンドルの上に付いているドアをロックするための「つまみ」のことです。

ドアに付ているドアスコープを外側から外して、ドアスコープの取り付け穴から特殊な道具を差し込んでサムターンを回します。ドリルでドアに穴を開けてから解錠する方法もあります。

また、特殊なハリガネを曲げたような工具を使って解錠する方法があったりと多種多様です。

対策として、「サムターンカバー」と呼ばれるものを取り付けたり、サムターンに付いたスイッチを押しながらでないと解錠できない「スイッチ式サムターン」に交換すれば防ぐことができます。

合鍵

隠してある、または盗難した合鍵を使用して侵入する手口です。4階建て以上の共同住宅で発生しやすい手口でもありますね。

対策としては、玄関の傍やわかりやすい場所に合鍵を隠さない事ですね。上記で紹介した場所の他にはアパートやマンションの場合、玄関扉の脇にある水道やガスの元栓がある扉の中は探されやすいのでオススメしません。

いっそのこと合鍵を隠すことをやめて、鍵をなくしたら鍵屋さんを呼ぶくらいの潔さのほうが安全かもしれませんね。

壁破壊

壁破壊とは、工事業者を装って住宅の壁をコンクリートカッターやチェーンソーで破壊して侵入する大胆な手口です。

そんなことしたら大きな音ですぐバレるんじゃない?と感じるかもしれませんが、近隣の方は工事と勘違いしてしまうため、意外と気付かれないそうです。大胆な手口ほどバレないものなんですね。

対策としては、近隣の方と協力し合うことです。具体的には、家で工事をする際には、前もって近隣の方に「工事で迷惑をかけるかもしれない」といった挨拶を密にすることです。

そうすることで、いつもは挨拶をするのに変だな?と近隣の方が気付いてくれるかもしれません。

【強盗に注意!】泥棒と遭遇したら

何より危険なのは、ただの泥棒が強盗に変わってしまうことです。強盗になると、泥棒はなりふり構いません。危害を加えてくる可能性が非常に高いです。

危害を加えることに抵抗をもたない人ほど怖いものはありませんからね。しかも、泥棒がバールやドライバーといった凶器を持っていたら、命にかかわります。

泥棒と遭遇してしまったら、家の外に逃げることを最優先にしましょう。万が一、家の外に逃げられない状況になったら、鍵をかけることのできるスペースへ逃げ込みましょう。それから110番や大声を出して助けを呼びます。

捕まってしまった場合は、できるだけ金品の要求に従うようにして相手を興奮させないようにすることが重要です。自分の命を第一に考えてくださいね。

【犯罪対策】泥棒は下見を行ってから犯行に及ぶ

泥棒も捕まらないために必死です。何度も何度も下見をして、住人の行動パターンや不在時間を徹底的に調べ上げたうえで犯行に及びます。

中には、下見をしてから半年後に犯行に移す泥棒もいるくらいです。時間を置くことにより、下見の時に近隣の人に見られても忘れられてるからですね。

また、泥棒は違和感なく接近してきます。営業マンに扮したり、工事業者に扮して様子を見たり。狙いを付けた所にはインターホンや電話をかけて不在かどうか確認するものです。

不自然な来客や電話があった場合には狙われている可能性があるので警戒するようにしましょう。

【犯罪対策】泥棒が嫌う街づくりを

泥棒は顔を覚えられることを嫌います。何食わぬ顔をしていても、内心では見られていないか警戒しているものです。

ですので、普段見かけないような営業マンや工事業者を見かけたら「こんにちは」と挨拶するだけで怯みます。

こういったことを近所同士で連携して行うことにより、住宅街全体を犯罪から守ることができる大きなメリットがあります。近所付き合いが密で、連帯感のある住宅街を泥棒は何よりも嫌います。

ちなみに、ゴミ出しが適当な住宅街は泥棒にとって格好な的です。近隣同士の連携がとれていないということですからね。

まとめ

泥棒は用意周到で、下見をしてから犯行に及びます。これは、災害時でも変わりありません。不自然な来客があった場合には、あなたの住まいが泥棒に狙われている可能性があります。

その際には、在宅している事を知らせてあげましょう。同時に、家の中の戸締りを確認することが重要です。どんなに小さな窓でも鍵をかけることを忘れずに!

もし泥棒に侵入されて鉢合わせてしまった場合は、家の外に逃げることを最優先にしてください。あなたの命が一番大切なのですから。

当記事では、様々な泥棒の手口を紹介してきました。手口を知れば対策を練ることが容易になるので、泥棒の被害から守るために役立ててください!

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【災害時に向けた防犯対策】空き巣や盗難の被害を受けないためにこの記事では、災害時に発生する空き巣や盗難の対策方法を紹介しています。泥棒から狙われないための方法、被害を少なくする方法、侵入を防ぐ方法を解説しているので、自分の身を守るために役立つ内容になっています。...