台風

台風シーズンはいつまで?台風の発生回数と上陸数をもとに解説

自然災害の1つである台風。毎年台風による被害は発生していますね。台風は自然災害の中でも発生する時期が予測しやすいのはご存知でしたか?

この記事では、「台風シーズンはいつまでなのか?」という疑問に答えています。各月ごとの台風の発生回数や上陸回数だけでなく、台風の進路も紹介しているので、台風が発生しやすい時期が分かる内容になっています。

台風の発生しやすい時期がわかれば、台風シーズンがやってくる前に対策をすることができますよね。

「対策をしたかったけど間に合わなかった・・・。」なんてことがないように、台風シーズンはいつまでなのかを知っておくことは、対策をするうえで重要になります。

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台風が発生する時期

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意外な事に、台風は1年を通して発生しています。冬・春といった季節に関係なく発生しているんですね。

その中でも日本に上陸するのは7月~10月に発生した台風が多いため、台風シーズンといえば7月~10月というイメージが強くなったのです。

台風が発生したからといって、必ずしも日本に上陸するとは限りません。1981年~2010の30年の平均値を見てみると、台風の発生数は年25.6回、上陸数は年2.7回となっています。

台風の平年値(1981年~2010年)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年間
発生数 0.3 0.1 0.3 0.6 1.1 1.7 3.6 5.9 4.8 3.6 2.3 1.2 25.6
上陸数 0.0 0.2 0.5 0.9 0.8 0.2 0.0 2.7
※「上陸」は台風の中心が北海道、本州、四国、九州の海岸線に達した場合を指します。
参考:気象庁ホームページ 台風の平年値
参考元URL:https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/average/average.html

平年値を見てみると、発生数のわりに上陸数が少ないことがわかりますね。台風自体は年間を通じて数多く発生していますが、日本に上陸する台風は少ないのです。

台風の発生回数と上陸数

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ここでは、2010年~2019年の各年ごとの台風の発生回数と上陸数を見ていきましょう。どの時期が台風が発生、上陸しやすいのかの参考としてください。

また、年によって発生回数にバラツキがあります。これは、大気の状態の変動による自然現象なので、一概に「原因はこれだ!」というものはありません。ですので、あくまでも参考として見てくださいね!

数字が並んでいるだけだと分かりづらいので、その年の最も多い月は赤文字で記載しています。

発生回数

台風の発生数(2010年~2019年)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年間
2019 1 1 1 4 5 6 4 6 1 29
2018 1 1 1 4 5 9 4 1 3 29
2017 1 1 8 5 4 3 3 2 27
2016 4 7 7 4 3 1 26
2015 1 1 2 1 2 2 3 4 5 4 1 1 27
2014 2 1 2 2 5 1 5 2 1 2 23
2013 1 1 4 3 6 7 7 2 31
2012 1 1 4 4 5 3 5 1 1 25
2011 2 3 4 3 7 1 1 21
2010 1 2 5 4 2 14
参考:気象庁ホームページ 台風の発生数
参考元URL:https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/generation/generation.html

7月~10月に集中しているのがわかりますね。6月と11月の発生回数が多いことが意外でした。

2010年の14回は、1951年~2019年までの間で一番少ない回数です。反対に、一番発生回数の多い年は1967年の39回となります。

ちなみに、台風の発生回数に関して大きな変化は見られません。現時点では、気温の上昇が台風に影響を及ぼしているとは言えませんね。

上陸数

台風の上陸数(2010年~2019年)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年間
2019 1 2 1 1 5
2018 1 2 2 5
2017 1 1 1 1 4
2016 4 2 6
2015 2 1 1 4
2014 1 1 2 4
2013 2 2
2012 1 1 2
2011 1 2 3
2010 1 1 2
参考:気象庁ホームページ 台風の上陸数
参考元URL:https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/landing/landing.html

上陸数に関しては、まさに台風シーズンに到来といった感じですね。先程の発生回数で意外にも多かった6月と11月の台風は上陸する可能性が低いみたいですね。

1984年、1986年、2000年、2008年は、上陸した回数が0回となっており、2004年の10回が最多回数となっています。

ただし、ここで紹介したのは日本に上陸した台風なので、日本に接近した台風は含まれていないのであしからず。

上陸は「台風の中心が北海道、本州、四国、九州の海岸線に達した台風」で、接近は「台風の中心が気象官署等から300km以内に入った台風」の事を指します。

台風の進路

年中発生している台風。日本に上陸するのは7月~10月にかけて発生したものが多いのは何故でしょうか。それ以外の時期に発生した台風はどうなっているのでしょうか。

台風の月別の主な経路図出典:気象庁ホームページ 台風の発生、接近、上陸、経路  https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-4.html

上記の画像を見ると、日本の台風シーズンに発生した台風は日本本土に接近する経路をたどっていますが、シーズン以外の台風は日本本土から離れるような経路をたどっていますね。

台風シーズンに発生した台風は、日本に近い場所(緯度の高い場所)で誕生する傾向があります。加えて、日本付近にある太平洋高気圧と偏西風の流れに乗ることで日本に接近するわけですね。

偏西風ってなに?

平均的に30度から65度の緯度帯にかけてみられる西から東に向かって流れる気流のことです。東に向かう風によって台風は日本よりに針路をとるわけです。

ここで注意したいのは、必ずしも上記の通りに台風が進むわけではない事です。常に変動している気象状況を的確に読むというのは非常に難しいことなんですね。

対策をするならシーズンが来る前に!

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台風は接近・上陸する時期が予測しやすい災害です。これは、災害対策をするうえでメリットとなります。予測しずらい、発生までの時間が短い地震や津波とは大きく異なります。

災害対策をするなら災害が発生する前にするのが一番ですが、その時にならないと実感がわかないためか台風が上陸する間際になって慌てて対策をするケースが多いのが実状です。

正直、その時になってできる対策はたかが知れています。例えば、窓ガラスが割れるのを防ぐための雨戸やシャッターの設置、住宅が破損した時の修理費に備えた保険、どれも1日2日でできるものではありませんよね。

上記の例のように、リターンの大きい対策ほど時間がかかるものです。だからこそ、台風シーズンが来る前に台風対策をすることが重要になります。

災害対策の実例

と、言葉で言ってもなかなか想像しづらいものですよね。ここでは、僕が実際に体験した状況を紹介します。災害への対策がいかに重要か、この体験で実感しました。

僕の実家は東日本大震災で流されました。当時は実家に住んでいたので、住む場所がなくなったわけですね。

実家はローンが残っており、田舎という地域柄、当時は仕事が減っていたことから生活は苦しいものでした。ですが、何故か知りませんが実家は津波保険に加入していたのです。

残ったローンは津波保険と補助金で支払うことができました。ローンの問題は我が家だけでなく、たくさんの方が直面した問題です。念のためにと津波保険に加入していたのが役立ったわけですね。

台風災害ではありませんが、地震や津波に備えた災害対策として保険へ加入していたのです。その結果、有事の際に助けられたわけです。

まとめ

台風は1年を通して発生しています。日本に上陸する可能性が高いのは「7月~10月」に発生した台風です。この時期が台風シーズンということになりますね。

また、台風はその年の気象状況によって変わります。全く上陸しない年もあれば、10回も上陸する年があるほどです。

だからこそ、最悪の状況に備えて災害への対策が必要になるわけですね。その時になってから対策をしても手遅れです。台風シーズンが来る前に対策をすませておきましょう。

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