備蓄

【冬場の災害に備えて】防寒対策としておすすめの備蓄品5選

寒いのが苦手という人は少なからずいるでしょう。そういう人にとって、冬の寒さは耐えられないものです。

暖房器具は電気で動いているものが多く、災害が起きて停電になってしまうと使用できなくなってしまいます。寒冷地になると致命的ですね。

この記事では、冬場の災害に備えて防寒対策の備蓄をしていない方に向け、停電時でも暖をとることのできるものを5つ紹介しています。

暖房器具は熱をもつものなので、使い方を誤ると大きな事故につながります。使用上の注意点を併せて紹介しているので、備蓄をする際の参考にしてください。

出典:https://www.photo-ac.com

【冬場の災害】防寒対策におすすめの備蓄品「カイロ」

出典:https://www.ac-illust.com

冬の定番アイテムのカイロ。2~3年と長期保存ができるので、冬の寒さ対策の備蓄に適しています。

持続時間はメーカーによりますが、12時間は温かさが持続するので日中の活動に使用するのが一番いいのではないでしょうか。

使用上の注意点として、カイロの最高温度は50℃に達します。地肌から近い場所(肌着の上など)で使用すると、低温火傷になる可能性があるのでなるべく地肌から離して使用するようにしましょう。

低温火傷は初期症状が軽いため発症に気が付きにくいものです。だからこそ発見が遅れて重度の火傷になる可能性があります。ですので、気が付きにくい就寝中の使用は控えた方がいいでしょう。

【冬場の災害】防寒対策におすすめの備蓄品「湯たんぽ」

出典:https://www.ac-illust.com

地味に停電時に役立つのが湯たんぽです。就寝前に布団に忍ばせておき、就寝時に取り出せばそこには幸せが・・・。

湯たんぽは、冷え症や生理痛を抱える女性に特にオススメです。カイロより広い範囲を温めてくれるので、生理痛の原因である骨盤内の血液の滞りを温めることにより緩和させることができます。

使用上の注意点はカイロと同じで、長時間地肌に近づけないことです。どうしても冷える時には、タオルを何重にも巻いて使用するか、お湯の温度を下げるようにしましょう。就寝中の使用は低温火傷に気が付きにくいため控えましょう。

ちなみに、ガスや電気が使用できない状況でも、カセットコンロを備蓄しておけばお湯を沸かすことができます。カセットコンロは必ず備蓄しておきたいものの一つなので、忘れずに備蓄しましょう。

こちらは二重構造になっているので、お湯の入ったタンク部分が直接あたることはありません。低温火傷の危険がグッと減るので、女性や子供でも安心して使用することができますよ!

【冬場の災害】防寒対策におすすめの備蓄品「ヒーター」

出典:https://www.ac-illust.com

先程、災害対策の備蓄をするうえでカセットコンロは必須だと解説しました。カセットコンロにはセットで使用するカセットボンベが必要ですね。実は、このカセットボンベを利用したヒーターがあるのです。

燃費と火力は石油ストーブに劣りますが、マンションやアパートによっては灯油の使用が禁止されている所があります。そのようなところでは、停電時でも使用できるヒーターとして活躍してくれますよ!

ただし、カセットボンベ1本で1~2時間しか使用できないので燃費は悪いです。多めにカセットボンベを用意する必要があるのが欠点でしょうか。

こちらはカセットボンベ1本あれば動かすことができるガスストーブです。動かすのに電池すら不要だというのだから驚きです。

コードレスなので、コードに足を引っかける心配がないですし、火が露出していないので近づいて火傷をする心配もありません。満足に明かりのない停電時において、安心して使用できるのは助かりますね。

使用上の注意点として、ヒーターの傍に洗濯物などの「燃えるもの」を置かないようにしましょう。乾燥にはうってつけですが、何かの拍子にヒーターの上へ被さると炎上し、火災の原因となってしまいます。

【冬場の災害】防寒対策におすすめの備蓄品「石油ストーブ」

出典:https://www.photo-ac.com

灯油を使用できる所だと、石油ストーブがあればリビングなどの広い空間であっても温めることができます。

着火には電池が必要なので、単一電池か単二電池を忘れずに用意しておきましょう。停電時でも着火でき、広い範囲を暖められる大きなメリットが石油ストーブにはあります。

こちらは木造なら17畳、コンクリートなら24畳までの広さに対応しているので、リビングでも使用することができます。

ダイヤルを回すだけで点火できたり、交換の面倒な「芯」を最後まで使い切ることができるので、芯を交換する回数を減らすことができたりと、嬉しい機能が付いています。

単二電池が4本必要なので、忘れずに用意しましょう!4本が使えなくなってもすぐに交換できるように8本備蓄しておくと安心ですよ!

石油ストーブの使用上の注意点として、一酸化炭素中毒を防ぐために、最低でも1時間に1回は換気をしましょう。

一昔前であれば、石油ストーブの上にヤカンや鍋を置いて調理する家庭があったのではないでしょうか。懐かしい光景でもありますね。

ですが、災害時、特に地震の際には余震が起こるものです。地震によってストーブの上に置いたものが転倒して火傷や火事などの事故につながる可能性があるので、石油ストーブの上には絶対にものを置かないようにしましょう!

灯油の保管上の注意①

灯油の保管量によって、市町村へ届け出る必要があるのはご存知でしたか?市町村によって異なりますが、ほとんどの場合は200Lです。18Lのポリタンクで11個分ですね。

これを超える場合、市町村に届け出なければいけません。200Lを超えなければ届け出は不要です。寒冷地だと、ポリタンクの他にホームタンクを設置している所があるのではないでしょうか。

ホームタンクの場合は、施工時に施工業者から確認をする旨を伝えられるので心配はないのですが、ポリタンクのみの場合は知らずに200L以上を届け出なしで保管しているケースがあるそうです。

無届、無資格での規定以上の保管は違法となるので、規定以上の灯油を保管する場合は、忘れずに市町村に届け出るようにしましょう!

灯油の保管上の注意②

特に北海道では、ホームタンクからの灯油の盗難が多いそうです。ポリタンクであっても、外に無造作に置いておけば盗まれる可能性はあります。

ですので、ホームタンクであれば給油キャップにカギが付いているものに交換したり、配管を守るためのガードを付けるなどの工夫が必要です。地元の業者に相談するのも一つの手ですよ!

冬場の災害時には灯油を欲しがる人が殺到するのと、被災地では物流が滞るために灯油の給油が困難になるでしょう。

また、災害時には盗難などの犯罪発生率が増加します。灯油は貴重な燃料となるので、盗難には十分注意してくださいね!

【冬場の災害】防寒対策におすすめの備蓄品「ポータブル電源」

出典:https://www.photo-ac.com

ポータブル電源って何だろう?という方のために、ポータブル電源とは簡単に言えば大きな蓄電池です。コンセントやUSB、シガーソケットが付いているので、電化製品を使用することができます。

ただし、暖房器具は消費電力の大きなものが多く、ポータブル電源の最大出力をオーバーしてしまうため使用できないものもあります。電気ストーブやヒーターが該当しますね。

こたつや電気毛布は消費電力が少ないのでポータブル電源で使用することができます。停電時の厳しい冬の寒さの中で暖をとる幅が広がる大きなメリットといえますね。

また、ポータブル電源はソーラーパネルを使用すれば電源不要で充電することができます。つまり、災害が起きても常に電源を確保できる大きな利点がポータブル電源にはあるのです。

防寒対策にアルミブランケットはどうなの?

災害対策の備蓄品に必ずといっていいほど含まれる「アルミブランケット」。どうしてこのサイトでおすすめの備蓄品として紹介してないの?と疑問に思うかもしれません。

理由は、デメリットが致命的すぎるからです。確かにアルミブランケットは暖をとることができるでしょう。ですが、もともとの素材が薄いので真冬の屋外ではあまり効果が期待できません。

そして、最大のデメリットが通気性が皆無な点です。温かいと人は微量でも汗をかきます。汗は蒸発し大気中に霧散するのですが、アルミブランケットを使用していると、蒸発した汗は逃げ場がなくアルミブランケットへ付着します。

気が付くと、アルミブランケットには大量の水が付いてしまうのです。その水は衣服に吸収され、濡れた衣服で体温は奪われてしまいます。サウナスーツを想像すると解りやすいかもしれません。

真冬の寒さの中で衣服が濡れてしまうのは致命的ですよね。ですので、アルミブランケットと使用するのであれば、別の方法で暖をとった方が確実なため当サイトではおすすめしていません。

防寒対策に薪ストーブってどうなの?

薪ストーブは都会の喧騒を忘れさせ、田舎のゆったりとした雰囲気を味わえる憧れでもあります。近年では人気が高まってきていますね。

僕も東日本大震災で被災した時に、初めて薪ストーブを使用したのですが、正直おすすめです。作業場で使用したのですが、10畳以上ある広さでも感動するほど万遍なく温かくなります。

薪ストーブの種類にもよりますが、薪ストーブの上に鍋を置いて調理することもできました。電気も使用しないので、まさに災害対策にピッタリの暖房器具といえるでしょう!

本当にオススメです!が、おすすめできません。・・・、どういうこと?

結論を言えば、コストと手間がかかりすぎます。まず設置費用、本体・煙突・工事費用で100万円程度が相場となります。そして、薪は既製品のもので10kg約600円です。

1シーズン使用する量は、薪ストーブをメインに使用する場合で約5トンだそうです。となると、5トン使用した場合は薪だけで約30万円にもなるんですね。

仮に、自分で薪を作ろうとしても乾燥させなければいけません。乾燥期間は1年はかかります。また、薪を保管する場所も必要になりますね。おまけに煙突や本体の掃除も必要になります。

ここまでくると、もはや趣味のレベルですね。昔であれば、生活をするために必然的にしていたので普及していたのでしょうが、現在ではそうはいきません。悲しいですが、理想と現実は違うものです。

そこまでの手間とコストを考えるなら、別の方法を考えた方がいいでしょう。とはいえ、薪ストーブは本当に素晴らしいです。すでに設置してある方は、災害時に役立つので大切に使用してくださいね!

まとめ

災害はいつやってくるかわからないものです。真冬の厳しい寒さの時期に災害が発生する可能性もあります。東日本大震災の時は、震災の起きた夜に雪が降るほどの寒さで、身動きができない中、車の中で暖をとったのを思い出します。

このような暖房器具といった季節物の商品は、その時になって買いに行く場合がほとんどです。そのため、品切れになって手に入らないという状況が必ず起こります。

最悪の状況を想定しての備蓄をすれば、季節によって慌てることがなくなりますよ!

特に寒さの厳しい地域では防寒対策は必須なので、冬場の災害に備えて防寒用品の備蓄をはじめましょう!

【災害前に揃えておけば安心!】災害対策に必要な備蓄品のリスト災害対策に必要な備蓄品をリストアップしました。必要な備蓄品をザックリとチェックできますよ!必要な備蓄品を個別に説明するページにもアクセスできるので、必要な備蓄品を確認したい方は、こちらの記事から読み始めてください!...
RELATED POST